こないだゼミ室に友達がカードを使うボードゲームを持ってきたんです。
それが『斯くして我は独裁者に成れり』というゲームなんですが、これがかなりおもしろかったので書かしていただこうと思います。
人狼ゲームとの違い
最近は『人狼殺』などのゲームで人狼ゲームがはやっているので、友達もそれを思って持ってきてくれたんですけれど似て非なるものといった感じでした。
違いその1:脱落がない
一番大きいのはこの脱落がないというところだと思います。
人狼ゲームは票をあつめて1人ずつ脱落させていき、最後に生き残る人をきめるのでおのずとゲームにさいごまで参加できない人がでてきてしまうのですが、この『斯くして我は独裁者に成れり』というゲームは選挙のように票を集めてその票の内訳によって勝者が決まります。
なので、最後まで全員が誰を裏切るか誰に裏切られるかを楽しむことができます。
また、人をゲームから脱落させる手段がないので人の発言につっこみを入れるのが苦手な人でもしゃべらないからといって脱落させられたりがないので他の人の発言から考察ができれば勝機はあります。
違いその2:役職が自分で決めれる
人狼ゲームはゲームが始まるときに役職がランダムで与えられます。
しかしこの『斯くして我は独裁者に成れり』というゲームではゲームの途中で自分の役職を決定します。
3フェイズ×5ターンで決着がつくゲームなのですが、7枚のカードの中から1ターン目と3ターン目に2枚、2ターン目と4ターン目に1枚カードをすて5ターン目にのこった最後の1枚で決着をつけるというルールです。
運要素が少なめ
役職が自分でゲームの進行にあわせて選択できるので、運の要素が少なめかといった印象です。
人狼ゲームで起こるような1日目に運悪くいきなり占い師に占われてしまって自分の人狼がばれて即脱落といったことも起こりません。
このゲームのルール
上にも書きましたが、3フェイズ×5ターンで決着がつくゲームです。
フェイズは「朝」「昼」「夜」の3フェイズで、5日間続きます。
「朝」→ディスカッション
「昼」→投票
「夜」→カードを捨てる
「朝」のディスカッションで「昼」に投票をして、その結果を受けて「夜」にカードを破棄します。
「昼」は投票することも投票を拒否することもできます。
全7枚のカードから1日目と3日目の「夜」はカードを2枚捨て、2日目と4日目の「夜」はカードを1枚捨てて5日目に残った最後のカードと得票数の関係で勝者を決めます。
7枚のカードは
《独裁者》
得票数がトップで勝利
しかし革命家、暗殺者、聖職者が勝利条件を収めていた場合は敗北
《道化師》
独裁者が勝利した場合一緒に勝利する
《貴族》
2位の貴族がいた場合と得票している貴族が各1人以上もしくは暗殺者が勝利した場合一緒に勝利する。
しかし独裁者、革命家、聖職者が勝利条件を収めていた場合は敗北
《革命家》
最下位、ブービーの革命家が各1人以上で勝利。
しかし得票数0の革命家は敗北
暗殺者、聖職者が勝利条件を収めていた場合は敗北
《暗殺者》
自分が得票数0の状態で勝利条件を満たしている独裁者、革命家、聖職者がいた場合に勝利
《民衆》
全員が民衆だった場合勝利
また、誰も勝利条件を満たしている人がいなかった場合も民衆が勝利
《聖職者》
得票数が最高の人と最低の人の差が0か1の場合に勝利
しかし暗殺者が勝利条件を収めていた場合は敗北
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コノス